坂戸市K様邸　外壁塗装：ボンフロン、屋根：カバー工法

埼玉県坂戸市（外壁塗装・屋根）K様邸
【施工前】

K様はHPをご覧になってくださったのがご縁でご依頼をいただきました。
家が近くだからと初め来店をして下さったのですが、お話をしながら大事なご自宅のことを大事に考えてらっしゃるのを感じたのを覚えております。

K様ご依頼くださり、ありがとうございます。

現場調査をすると、K様ご自身が気になられていた壁のヒビ割れやコケの他にも、屋根の剥がれが見つかりました。築12～13年のお家ということもあり塗装の時期でもあります。
放っておくと更なる劣化に繋がりかねません。

また、屋根は端の方から剥がれています。写真の状況を見ると、塗膜の役割はすっかりない状態どころか、瓦そのものがダメージを受けている状態です。
この状態の瓦に塗装をしても、塗膜だけでは家を守ることはできないでしょう。カバー工法をご提案させていただきました。

埼玉県坂戸市（外壁塗装・屋根）K様邸
【足場設置・高圧洗浄】

足場を立てます。高所の作業も多い塗装工事には欠かせないものです。足場をかけると作業効率もあがり、安全に工事が行えるようにもなります。また、飛沫防止シートで塗料が飛び散ることも防ぎます。

その後、高圧洗浄をしていきます。
150キロもの圧力のある水流（スクリュー状の水流）を噴射して汚れを削ぐようにして落とすので、普段は落とせないような手ごわい汚れも落としていきます。

埼玉県坂戸市（外壁塗装・屋根）K様邸
【補修・養生】

次に補修を行います。ひびが入っている箇所は補修を行います。
表面だけでなくその内側が整っていないと塗膜もきれいに仕上がりません。見えないところまでしっかりと手は抜きません。

養生は塗料を塗らない箇所に貼っていきます。
写真のように玄関にも養生をしますが、養生がしてあっても問題なく出入りができ、日常生活が送れるように、工夫してあります。

埼玉県坂戸市（外壁塗装・屋根）K様邸
【外壁塗装】

いよいよ、外壁の塗装をしていきます。まずは下塗りです。
マルキペイントでは下塗りは２回行います。使う塗料はロックペイントのカチオンシーラーマルチⅢです。この塗料を使用し、2回下塗りを行いました。

二回目の下塗りのときフィラーという塗料を使うこともありますが、フィラーは微弾性の塗料であり、塗るとかなり厚みが出てしまいます。K様邸の外壁はジョリパットというもので、外壁に柄がありますので、フィラーを使用してしまうとその柄が見えにくくなってしまうのです。
また、ジョリパットでなくとも、レンガ調のサイディングで目地とレンガ部を2色で塗り分けたいといった場合にも、フィラーを使ってしまうと塗膜が厚くなってしまい塗り分けにくくなるという理由からシーラーを2回使用した下塗りを行うことがあります。< /p>

もちろんシーラーも防水性は確かなものですので、フィラーを使用しなくても外壁の強化は十分に可能です。ご自宅の壁に合わせた下塗りをご提案させていただきました。

上塗りとして使用した塗料はAGCの「ボンフロン水性GT」です。
ボンフロンは、フッ素樹脂の中でも高い耐候性を持つ塗料で、長期にわたって下地を保護し、塗装の美しさを保つことが出来ます。上塗りも一回目と二回目としっかりインターバルを置いて塗装を行っていきます。

埼玉県坂戸市（外壁塗装・屋根）K様邸
【屋根：カバー工法】

屋根はガルバリウムでカバー工法を行います。
棟板金を撤去し、既存の瓦の上からルーフィングと呼ばれる防水シートを張っていきます。
ルーフィングは結露や雨漏りを防ぐために必須です。
軽量で錆にも強いガルバリウム鋼板の屋根材を張り、新しい棟板金も取り付けてしっかりと固定したら完成です。

埼玉県坂戸市（外壁塗装・屋根）K様邸
【施工後】

完成です。
工事前の雰囲気を残しつつ、綺麗に生まれ変わりました。
カバー工法に使用した屋根材には断熱性、遮熱性、遮音性も備わっているため、年中快適にお過ごしいただけることと思います。
K様、ご依頼いただき、誠にありがとうございました。

埼玉県坂戸市　K様邸仕様
外壁塗装	ボンフロン水性GT(1F:25-90B,2F:19-70F,サイディング:19-30D,付帯:19-50F,帯:N-90)
屋根塗装	カバー工法(茶系)
参考価格	約230万円（税込）