工場や倉庫などの大規模修繕が必要とする前に気が付きたい劣化のサイン5つ

工場や倉庫も一般住宅同様に定期的なメンテナンスが必要です。劣化のサインに早く気づければ大規模な修繕工事に至らずに済むケースもあります。経年劣化は避けられませんが部分メンテナンスも含め、建物を長期で維持していくために劣化サインを見逃さないことが大切です。

■劣化サイン

早い段階で劣化を把握するために、どのような状態が劣化のサインとなるか見ていきましょう。

 

◆外壁劣化サイン その1.塗装の剥離、膨れ

塗装が剥がれた状態です。剥がれた箇所から雨水が入り壁に膨れが生じているケースもあります。美観的にもマイナスですが、塗膜の剥がれを放置すると雨水が侵入し、塗装はさらに剥がれていきます。見て分かるので早めに対処しましょう。

◆外壁劣化サイン その2.白亜化現象(チョーキング)

塗膜の劣化で起こる現象です。壁に手を触れると白いチョークのような粉が手に付くので容易に判断できます。劣化により雨水を吸収しやすい状態になっているチョーキングを放置するとカビやコケの原因になります。

◆外壁劣化サイン その3.クラック(ひび割れ)

外壁にひびが入った状態です。ひびの太さ、深さでメンテナンスの方法も変わります。業者はクラックスケールというアイテムを使用し、状態を見極めます。塗装で対応可能な場合もありますが、補修が必要なケースもあります。

◆外壁劣化サイン その4.サビ

サビは放置しておくと腐食し、穴が空きます。雨でさらにひどい状態になるので、早めに対処しましょう。

◆外壁劣化サイン その5.シーリング

紫外線などの影響で確実に劣化していきます。目地の部分に施されたシーリングは次第に痩せていき、割れを生じます。防水性や伸縮性が失われていくので、この状態で放置すると、いずれ外壁にひびが入り、雨漏りの原因になります。

◆屋根

外壁と違いチェックが難しい箇所ですが、定期的にメンテナンスを行うことで建物を守ることができます。屋根材の劣化は外壁同様に建物内に大きな影響を及ぼします。空調の効きが悪くなったり、雨漏りによる工場内機器類など資産への被害といった取り返しがつかない結果を招きます。

■工場・倉庫のメンテナンス箇所

普段から一般的な「メンテナンス必要箇所」を意識してチェックしておきましょう。
・外壁 ・屋根 ・ブロック塀 ・コンクリート壁 ・フェンス 
・シャッター ・ドア ・階段 ・手すり ・はしご ・街灯 
・ポール ・床 ・駐車場 ・雨樋 ・ひさし ・屋上 ・タンク 
・窓  ・サッシ

まとめ

工場や倉庫は建物だけでなく、敷地内の設備等にも目を配る必要があります。放置はいずれ多額な費用を要することに繋がるでしょう。そうなる前の補修工事こそ大切な資産を守ることになります。

 

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