外壁塗装・屋根塗装の豆知識ブログ | マルキペイント

2020.09.19

住友林業が建てた家の外壁塗装依頼をする際の会社とは?

住友林業は、植林事業による自社保有林を活かした木造住宅の家づくりが人気のハウスメーカーです。木に関するスペシャリストであるため、大手ハウスメーカーの中でも、「木の家なら住友林業」といわれています。

では、住友林業で建てた家の外壁塗装が必要となった場合、どのようなリフォーム業者や施工会社に依頼をすることが最適でしょうか。

当記事では、住友林業の家における外壁の特徴や、外壁塗装が必要な状態はどのような状態であるのかについて解説します。また、外壁塗装を依頼する際の選択肢や、外壁塗装専門会社を選ぶ際のポイントについても紹介しているため、住友林業で建てた家の外壁塗装を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

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1.住友林業の家における外壁の特徴

住友林業の家の外壁には、「モルタル」と「サイディング」の2種類があります。

〇モルタル
セメントと水と砂を混ぜ合わせたモルタル素材の下地によって作られる工法です。リシン・スタッコ・左官仕上げ・吹き付けタイルの4種類があります。

モルタルの特徴は、以下の通りです。

  • ・味わいがあり、落ち着いた質感・雰囲気
  • ・職人の腕によって仕上がりに差がある
  • ・施工に手間がかかる
  • ・現在は施工するメーカーは少ない

〇サイディング
サイディングボードと呼ばれる板状の建材を外壁に並べて貼り付ける工法です。窯業系・金属系・木質系・樹脂系の4種類があります。

サイディングの特徴は以下の通りです。

  • ・職人の腕に関係なく、品質が安定している
  • ・デザインが豊富
  • ・施工に手間がかからず、工期が短い
  • ・コストが安い
  • ・現在の外壁仕上げの主流

1-1.外壁塗装が必要な状態

外壁塗装には、それぞれの工法や材質によってメンテナンスを推奨している周期があります。しかし、以下のような症状が見られたら、メンテナンス周期を待たず早急に外壁塗装を検討しましょう。

症状
モルタル
  • ・ひび割れ
  • ・防水性が失われたことによるチョーキング現象(手に粉が付く)
  • ・色褪せや雨水の跡が付く
  • ・浮き・剥がれなどの悪化による外壁の欠損
サイディング
  • ・サイディングのひび割れ、破損や欠け、反りや変形
  • ・継ぎ目のシーリング(コーキング)のひび割れなどの劣化
  • ・サイディングを保護している塗装の劣化

上記の症状の他、幕板や破風板に貼られた塩ビシートが剥がれ、変色やカビ・コケなどが発生した場合も、早急に外壁塗装を行う必要があります。

2.外壁塗装を依頼する際の選択肢2つ

住友林業で建てた家の外壁塗装を依頼する場合、以下の2つの選択肢から選ぶこととなります。

  • ・住宅を建てたハウスメーカーである住友林業
  • ・外壁塗装専門業者

ここでは、住友林業に依頼した場合と、外壁塗装専門業者に依頼した場合とでは、それぞれどのような特徴やメリットやデメリットがあるかについて解説します。

2-1.住友林業に施工依頼する

住友林業に施工依頼をすることで、専用塗料・シーサンドコートによる塗装ができることが挙げられます。また、自社基準によるメンテナンスのため、新築時に近い仕上がりになることも大きなメリットです。他にも、延長保証やアフターケアが万全であることも魅力といえるでしょう。

一方、広告宣伝費・中間マージンが発生するため、工事費用が高額となります。工事費用が高額でありながら施工は下請けが担当することとなるため、工事の品質にバラつきが出てしまいます。また、営業担当者の質により提案内容にも差が出るため、注意が必要です。

2-2.外壁塗装専門会社に施工依頼する

外壁塗装専門会社に施工依頼をした場合、高品質でありながら工事費用が安価である点が大きなメリットです。
また、工事に関する専門知識が豊富なことも、心強い点といえます。不明点に関する質問にもすぐに明確な答えが返ってくる他、施工上の相談や要望にもさまざまな提案がなされるため、非常に頼れる存在となるでしょう。

現在ではシーサンドコートに似た仕上げ材も用意されているため、住友林業より安価で遜色ない工事が可能です。シーサンドコートにこだわりがある場合は、検討してみてはいかがでしょうか。

しかし、外壁塗装専門会社は企業力が小さいため、保証やアフターケアが少なく、いざという時の安心感においてハウスメーカーに劣る点がデメリットとして挙げられます。広告を出すことも少ないため、良質な会社を見つけることが難しいこともデメリットとえるでしょう。

3.外壁塗装専門会社を選ぶ際のポイント

地元の外壁塗装専門業者に依頼する場合、いくつかの注意点があります。専門業者を選ぶポイントを押さえていなければ、悪徳業者や技術的に未熟な業者を選んでしまうこともあるでしょう。

最後は、外壁塗装の専門業者を選ぶ際に注意すべきポイントについて紹介します。外壁塗装専門会社に依頼することを検討している人は、ぜひご覧ください。

3-1.資格や許可の有無

外壁塗装業は、資格や許可証がなくても開業することができるため、経験の浅い業者も少なくありません。経験や技術の少ない業者を選んでしまうと、塗装に失敗する可能性があります。

そのため、外壁塗装専門会社に依頼する際は、以下のような長年の経験や実績がなければ取得できない資格を持った業者を選ぶことがポイントです。

塗装技能士
発行元 内容
厚生労働省 塗装を行う職人に対して与えられる資格で、一級と二級の等級がある。
塗装技能士が在籍していることを記載する際は、等級も記載する必要がある。
等級/一級
発行者 厚生労働大臣
受験資格 実務経験7年以上

等級/二級
発行者 都道府県知事
受験資格 実務経験2年以上
建設業許可票
発行元 内容
国土交通省又は都道府県知事 500万円以上の工事を行う際に必要な許可票。取得の際には、会社の資産状況や業務内容の審査がある。
出典:厚生労働省「技能検定試験の受検資格要件が大幅に緩和されました」
出典:国土交通省「建設産業・不動産業:建設業の許可とは」

上記の資格を持っている業者は、一定の技術力があるとみなして良いでしょう。

3-2.これまでの施工実績

外壁塗装専門会社の施工実績は、大抵業者のホームページに記載されています。そのため、依頼を検討している業者の良し悪しは、業者のホームページを見ることで判断することが可能です。

実際にその業者が行った工事であることを判断するためには、完成写真だけでなく、各工程の写真が施工現場別に掲載されていることを確認しましょう。また、施工例の工事価格がしっかり記載されていることも重要なチェック事項です。

他にも、代表のプロフィールについても確認しておきましょう。前述したように、外壁塗装会社の開業には資格や許可証を取得・提示する必要はないため、塗装の未経験者でも開業してしまうケースが多くあります。資格などを取得せずに開業した会社の多くは、仕事を請け負ったら下請け業者に工事を丸投げしてしまう可能性もゼロとはいえません。

代表に実際に塗装経験があれば、プロフィールには必ずその情報の記載があります。そのため、代表のプロフィールもチェックすることが重要です。

もちろん、どの業者も自社の良い点をアピールしています。そのため、外壁塗装専門会社に外壁塗装を依頼する際は、これまでの施工実績だけでなく、代表のプロフィールなども事前に調査したうえで、業者を選ぶようにしましょう。

まとめ

住友林業で建てた家の外壁塗装など。メンテナンスやリフォームが必要になった場合、どのように塗装業者を選べば良いか悩む人も多くいるでしょう。

住友林業に依頼した場合、シーサンドコート塗装で仕上げられることが魅力的です。メーカーならではの仕上がりと保証期間の延長も、大きなメリットといえるでしょう。

業者の中には、技術が低いだけでなく、高額であるにもかかわらず塗装は下請けに任せるといった悪徳業者も珍しくありません。しかし、塗装技能士や、建設業許可票を持っている外壁塗装専門業者に施工依頼することで、適正な低価格で高品質の施工をしてもらうことが可能です。

資格・許可表の有無の他にも、業者のホームページに記載されている施工実績や、代表のプロフィールを確認し、後悔のない外壁塗装を行いましょう。

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