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2021.04.08

防水工事の業者の選び方とは?押さえておくべきポイントを徹底解説!

屋上防水31

「防水工事の業者はどうやって選べばいい?」
「防水工事の業者選びの際に注意しておくべき点はある?」
防水工事を検討中の方の中には、このようにお悩みの場合もあるでしょう。
建物を雨漏りから守るためにも、防水工事の施工不良は避けたいところです。
そのためには、優良な施工業者を選ばなければいけません。
この記事では、防水工事の業者の選び方を中心に、以下のような情報を解説します。
・防水工事を行う業者の種類
・悪徳業者の見分け方
・防水工事の種類と工程
・防水工事を行う際の注意点
防水工事の基礎知識を確認しつつ、安心して依頼できる業者選びの方法が知りたいという方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

防水工事を行う業者は主に4種類

【工程4】下塗り/プライマー塗装-min

防水工事を行う業者の種類は、主に以下の4つです。
・リフォーム会社
・ハウスメーカー
・塗装業者
・防水業者
それぞれの業者の特徴や、防水工事を行う上でのメリット、デメリットなどを詳しく解説していきます。

リフォーム会社

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リフォーム会社とは、住宅のリフォーム工事を専門に行っている業者です。
防水工事の依頼もできますが、実際に施工するのは下請け業者の場合が一般的です。
特に大手のリフォーム会社は知名度があり保証の面で安心感はありますが、下請け業者に施工を依頼するため中間マージンが発生します。
中間マージンが発生する分、工事費用が高くなってしまいます。

ハウスメーカー

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ハウスメーカーとは、建材の製造から住宅設計、施工までを独自で行っている業者です。
住宅を建てる際に、相談から建築後のアフターサービスまで一括で任せられるため安心です。
ハウスメーカーに依頼して住宅を建てた場合、防水工事も同じ会社に依頼する場合があります。
ハウスメーカーに防水工事を依頼すると、住宅に合った施工が受けられます。
ただし、リフォーム会社と同様、ハウスメーカーは防水工事の施工を下請け業者に依頼するのが一般的です。
そのため、中間マージンがかかり工事費用が高めになるでしょう。

塗装業者

大規模 外壁塗装工事15

塗装業者は、屋根や外壁の塗装を専門で行っている業者です。
塗装スキルが高いため、防水工事の「塗膜防水」の施工は安心して任せられるでしょう。
塗膜防水とは、液体状の防水材を屋上やベランダに塗装して防水層をつくる施工方法です。
ただし、「塗膜防水」以外の防水工事を依頼する場合は、施工実績が豊富か確認することをおすすめします。

防水業者

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防水業者は、屋上やベランダなどの防水工事を専門で行う業者です。
防水工事のプロフェッショナルなので、安心して工事を依頼できます。
ただし、会社の数が少ないため、依頼する際に近隣の防水業者を探し出すのが難しいです。

防水工事を依頼する業者の選び方

業者

防水工事を依頼する業者を選ぶ際は、以下の6つの方法を実践してみてください。
・相見積もりをする
・施工実績が豊富かチェックする
・自社施工している業者を選ぶ
・担当者が丁寧な業者を選ぶ
・資格保有者が在籍しているか確認する
・アフターサービスを確認する
6つの方法を押さえて業者選びをすることで、安心して防水工事を依頼できる優良業者を見分けやすくなります。
以下にてそれぞれの方法を詳しく解説していきますので、ぜひチェックしてみてください。

相見積もりをする

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相見積もりをして、複数社の見積書を比較してみましょう。
相見積もりとは、複数の施工業者に同じ工事内容で見積もりを出してもらい、内容を比較して検討することです。
相見積もりすれば、工事価格を抑えて依頼ができたり、詐欺を未然に防げたりします。
また、悪徳業者への依頼を避けるためにも、相見積もりは有効な手段です。
相見積もりをしてみて、優良業者と悪徳業者を見分けるためにチェックすべきポイントを以下で紹介します。

見積書は詳細に記載されているか

見積書を受け取ったら、まずは内容が詳細に記載されているかチェックしましょう。
工事価格や施工内容の内訳はきちんと記載されているか確認してください。
内訳の項目がなく、「一式」とまとめて価格が記載されている場合は要注意です。
費用を水増しされている可能性があります。

工事価格が相場からかけ離れていないか

見積書の工事価格が相場からかけ離れている場合、トラブルに巻き込まれる可能性があるため注意しておきましょう。
工事価格があまりにも高い場合は、こちらが素人だからわからないだろうと費用を水増ししているケースがあります。
反対に、工事価格が低すぎる業者も要注意です。
費用を抑えるためにも工事価格が安い業者に依頼したくはなりますが、手抜き工事をされる可能性があります。
工事価格が安い場合、業者の収益も少なくなります。
そのため、勝手に材料のグレードを下げたり、職人の数を減らしたりして少しでも多くの収益を得ようとするのです。
工事価格が相場よりもかなり低い場合は、お得だからとすぐに契約するのではなく、見積書の内訳をよく確認してみましょう。

見積書の内容を丁寧に説明してくれるか

見積書の内容が不明瞭な場合は、業者に質問してしっかりと説明を受けてください。
もし、業者が見積書の内容を丁寧に説明しない場合は、優良な業者とはいえないため依頼はしないようにしましょう。

施工実績が豊富かチェックする

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施工実績が豊富か、どのような工事を行ってきたかなどをチェックしましょう。
特に、防水工事の施工実績が豊富かをチェックしてください。
施工した防水工事の内容や、施工範囲が依頼したい工事と類似しているケースはあるかも確認してみましょう。
類似ケースがある場合、業者は施工に慣れているため工事の失敗は起きにくいといえます。

自社施工している業者を選ぶ

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自社施工している業者を選べば、さまざまなメリットがあります。
自社施工している業者は、リフォーム会社やハウスメーカーと違い中間マージンが発生しないため、工事費用を抑えられます。
また、営業担当者と職人とのやり取りがスムーズに行えるため、こちらの意見や希望が迅速に伝えられるのです。
さらに、自社施工の業者であれば、施工不良やトラブルが起きた際に素早く対応してくれるケースが多いので安心です。

担当者が親身になって対応してくれる業者を選ぶ

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担当者が親身になって対応してくれる業者の場合、安心して工事を任せられます。
依頼主に対して工事内容を丁寧に説明したり、希望や予算などをしっかりと確認してくれたりする担当者がいる業者は優良です。
反対に、対応が不親切な担当者の場合、工事についての相談がしにくくなるため依頼は避けましょう。

資格を保有している職人が在籍している業者を選ぶ

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資格を保有している職人が在籍している業者は、技術力の向上を目指す優良な会社といえます。
防水工事を行う上で業者が保有していると安心な資格は、「防水施工技能士」です。
防水施工技能士とは、防水工事において、高いスキルや知識を保有していると認められた資格です。

アフターサービスの内容を確認する

マンション 外壁塗装39

業者が提示するアフターサービスが安心できる内容か確認しましょう。
防水工事を行う業者は、独自のアフターサービスや瑕疵保険(かしほけん)を用意しています。
瑕疵保険では、工事後に施工不良が見つかったが業者が倒産したり何らかの理由によって補修できなかったりした際に、保険金が支払われます。
瑕疵保険の契約者は業者です。
業者選びの際は、もしもに備えて瑕疵保険に加入しているかもチェックしましょう。

依頼してはいけない悪徳業者の特徴

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優良業者の選び方を紹介してきましたが、反対に、依頼してはいけない悪徳業者にはどのような特徴があるのか以下で紹介していきます。
悪徳業者の特徴を押さえておけば、詐欺や施工不良などのトラブルをできる限り防げるでしょう。

飛び込み営業をしてくる業者

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飛び込み営業をしてくる業者は、顧客が安定して得られない、トラブルの多い会社の可能性があります。
また、飛び込み営業をしてきて急いで契約させようとする業者にも注意が必要です。
契約を得るために、言葉巧みに営業をかけてきます。
その場ですぐに契約せず、家族や第三者に相談するようにしましょう。

モニター商法で工事を勧めてくる業者

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モニター商法で工事を勧めてくる業者も、悪徳業者の可能性が高いです。
モニター商法とは、「モニターとなって工事を行えば費用が安くなる」といった話を持ち出して契約を迫る方法です。
しかし、実際には相場価格、もしくは高めの費用を請求されて工事が行われるケースがあります。
「モニターになれば安くなる」という言葉には騙されないようにしましょう。

不安を必要以上に煽る業者

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不安を必要以上に煽って防水工事の契約をさせようとする業者は悪徳です。
「このままではすぐに雨漏りする」
「住宅内部まで腐食して倒壊の恐れがある」
上記のように不安を煽り、急いで防水工事をしなければいけないと思い込ませる方法は悪徳業者に多い手口です。
不安な話をされてもすぐに契約はせず、別の業者に相談して現地調査を行ってもらいましょう。

防水工事は大きく分けて4種類

大規模修繕 工事30

防水工事は大きく分けて以下の4種類の施工方法があります。
・FRP防水
・ウレタン防水
・シート防水
・アスファルト防水
それぞれの施工方法や工事費用の相場、メリットとデメリットなどを詳しく説明していきます。
防水工事はどのような方法で施工されているのか、どの工法を選べばいいのかお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

FRP防水

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FRP防水では、ガラス繊維製のプラスチックとポリエステルを混合させた防水材を塗装して防水層をつくります。
耐用年数は10~12年ほどで、工事費用の相場は6,500~10,000円ほどです。
メリットは、腐食しにくく、軽量なので建物への負担を減らせる点です。
しかし、弾性が低いためひび割れしやすいという点がデメリットといえます。

以下の動画ではFRP防水の塗り替え時期を詳しくチェックできます。

ウレタン防水

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ウレタン防水とは、液状のウレタン樹脂でできた防水材で防水層をつくっていく工法です。
ウレタン防水の耐用年数は、10~12年ほどです。
工事費用は、1平方メートルあたり6,500~12,000円ほどが相場となります。
また、ウレタン防水には施工方法によって2つの方法に分けられます。
1つ目は、補強材と防水材を重ねて防水層の厚みを増す「密着工法」です。
2つ目は、通気緩衝シートの上にウレタン防水材を塗装していく「通気緩衝工法」です。
ウレタン防水は液状の防水材を塗装していく工法なので、どのような形状の屋根にも施工しやすい点がメリットとなります。
デメリットは、人の手で防水材を塗装していくため、職人の技術力によって仕上がりに差が出ることです。
技術力の低い職人が施工すると、防水層の施工不良が起きる場合があります。

シート防水

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シート防水とは、シート状の防水材を張り付けて防水層をつくる工法です。
シートの素材は、「ゴム」または「塩化ビニール」の場合が多いです。
耐用年数は10~15年ほどです。
また、工事費用は1平方メートルあたり8,000~15,000円が相場となります。
シート防水も、施工方法によって2つの方法に分けられます。
1つ目は、 シートの裏か下地に接着剤を塗って防水材を張り付けていく「密着工法」です。
2つ目は、下地に緩衝材を固定してから防水材のシートをかぶせて、ビスや釘などで固定する「機械的固定工法」があります。
シート防水のメリットは、シートを張り付ける工法なので施工時間がかからない点です。
しかし、経年劣化によってシートが剥がれてしまう場合があります。
シートが剥がれると雨漏りの原因になるため注意が必要です。
また、下地が平らな状態でない場所への施工が難しいのも、シート防水のデメリットです。

アスファルト防水

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アスファルト防水では、アスファルトが含まれたシート状の防水材を使って防水層をつくります。
耐用年数は15~25年ほどとほかの施工方法よりも長いです。
工事費用は、1平方メートルあたり11,000~22,000円ほどが相場となります。
費用相場はほかの防水工事に比べると高めですが、防水性や耐久性が高い施工方法なので、将来のメンテナンス回数を減らしたい方におすすめです。
ただし、アスファルト防水の「熱工法」か「トーチ工法」を施工する際は臭いに注意しておきましょう。
近隣から苦情がくるかもしれないため、どの施工方法がいいかよく検討しましょう。
また、工事前に近隣住宅の方にあいさつをしておくと、トラブルを未然に防ぎやすくなるでしょう。

防水工事の一般的な工程

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防水工事の一般的な工程は、以下のような流れになります。
・掃除
・高圧洗浄
・下地処理
・下塗り剤の塗装
・防水剤の塗装
・トップコートの塗装
それぞれの工程の内容を、以下で詳しく説明していきます。

掃除

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まずは防水工事を行う箇所の掃除を行います。
防水層をきれいに仕上げるためにも、下地の掃除は大切です。
ゴミや雑草などを取り除いておきます。

高圧洗浄

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高圧洗浄を行い、下地の汚れを徹底的に取り除きます。
屋上やベランダは雨風の影響を受けてカビやコケが生えやすくなっています。
掃除だけではカビやコケを完全に取り除くのは難しいため、高圧洗浄をして下地をきれいな状態にするのです。

下地処理

防水工事の施工不良を防ぐために、下地処理を行います。
下地にできたひび割れや亀裂を補修するケースが多いです。

下塗り材の塗装

下地処理が完了したら、下塗り材を塗装していきます。
下地と防水材の密着性を上げるためにも、下塗り材は丁寧に塗装しなければいけません。

防水材の塗装

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下塗り材が乾燥したら、防水材を塗装します。
ウレタン防水やFRP防水などの場合は、厚さが均一になるように塗装しなければいけません。
また、シート防水ではヨレや浮きがないように丁寧に施工していきます。

トップコートの塗装

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防水材の上にトップコートを塗装します。
トップコートを塗装することで防水材を保護できるため、欠かさずに施工しなければいけません。

防水工事を行う際の注意点

【工程5】中塗り/ウレタン主剤塗装㈬-min

防水工事を行う際、以下の2つの注意点を押さえておきましょう。
・トップコートのみ塗装する工事は避ける
・施工後も定期的にメンテナンスする
防水工事を成功させるためにも、2つの注意点はぜひチェックしてみてください。
以下にて、2つの注意点の具体的な内容を解説していきます。

トップコートのみ塗装する工事は避ける

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施工後7年や10年が経過しているのにトップコートのみ塗装する工事は手抜き工事なので、施工は避けましょう
トップコートは、雨風や紫外線から防水層を保護するための塗料です。
トップコートのみ塗装しても、屋根やベランダの防水性が上がるわけではありません。
防水工事は、必ず防水層から施工するようにしましょう。

施工後も定期的にメンテナンスする

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防水性を維持するため、防水工事の施工後も定期的にメンテナンスするようにしましょう。
例えば、防水層にヒビや割れが発生していないか確認したり、コケや汚れが目立ってきたら掃除したりしてください。
また、排水機能を維持するため、排水溝を定期的に掃除することも大切です。

防水工事は専門業者に依頼して施工不良を防ごう

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防水工事は優良な専門業者に依頼すると安心です。
しかし、悪徳業者はさまざまな手口を使って契約を迫ってくるので注意しておきましょう。
また、防水工事の施工後も定期的にメンテナンスして、建物の劣化スピードをできるだけ遅らせるようにしましょう。

屋上の防水工事でお悩みの方は「屋上の防水工事でお悩みの方必見の記事」もご覧いただくとお悩みが解決しやすくなります。

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